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今日から始めるゲーム統計学

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かつては麻雀およびエロゲのデータを統計解析して遊んでました。今では日本酒に夢中です。

【エロゲ解析】発売されたゲームタイトル数の推移 (サンクリ2017夏-新刊サンプル)

※ このエントリは6/18(日)サンクリ2017夏新刊『エロゲー業界を読み解く時系列分析』のサンプルです。
 発売されたゲームタイトル数を発売年毎に集計しました。
 ErogameScapeへのゲームの登録もれがあるかもしれない点にはご留意ください。また、ErogameScapeの開設が2001年ごろですので、それ以前のゲームは特に取りこぼしの可能性が高いと思われます。

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 商業(CORP)のみ、同人(CIRCLE)のみ、その合計をそれぞれグラフにしたものを図1-1-1に示します。集計に用いたSQL文や具体的な数値データは、巻末の資料に掲載しています。

 1997年→2003年の6年間で、発売タイトルが218→772本とおよそ4倍に上昇しています。それこそ20周年『ToHeart』(Leaf)や、『Kanon』(key)、『遺作』(elf)、『アトラク=ナクア』(ALICE SOFT)などを皮切りにエロゲーバブルが弾けた時代だったと言えるでしょう。

 2004年以降安定期に入りますが、2012年にピークを迎えます。2010~2013年の急激なタイトル数増加がグラフ的にとても浮いています。これは何があったのでしょうか。調べたところ、2011年~2013年は、アンドロイド版(旧作の移植含む)が数多くリリースされていることがわかりました。この傾向は同人ゲームについても同様です。PCとそれ以外のプラットフォーム(ほとんどがandroidでした)についてのグラフを図1-1-2に示します。

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 2011~2013年において、アンドロイド版の影響で大きく上昇しているように見えていましたが、PCゲームに限定すれば大きな変動がないことがわかります。
 しかし、大きな変動が無いなりに、ここ2年で発売タイトル数がじわりじわりと減少していることが確認できます。



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by tsubame30 | 2017-06-14 23:11 | エロゲ解析 | Comments(0)