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今日から始めるゲーム統計学

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かつては麻雀およびエロゲのデータを統計解析して遊んでました。今では日本酒に夢中です。

カテゴリ:麻雀雑談( 6 )

先日、「反省しない」という考え方という記事を書きました。
この記事に対してOYOYOさんからコメントにて
「北家で安手の仕掛けを入れて、親の手番を増やすのは損ではないのか?」
という指摘を頂きました。

これに対するコメントレスを書いたところ、モーレツに長くなってしまったので、
記事として投稿することと致しました。

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by tsubame30 | 2013-04-10 23:33 | 麻雀雑談 | Comments(0)
天鳳では、鳳凰卓および技能β(一局清算)の牌譜が公開されています。
しかし、私が解析を試みようとした当時、牌譜をDLする段階でかなり手間取ったので、
今回は、天鳳のページから鳳凰卓の牌譜(mj.log)を取得する手順について書いてみようと思います。


●手順1:牌譜(urls)ファイルのダウンロード

天鳳のログのページはhttp://tenhou.net/sc/raw/にあります。

これは、天鳳トップから「ランキング」のページに飛ぶと、
ひっそりとログへのリンクがあるので、ここから飛べます。
d0279358_07662.png


この一覧には、最近の牌譜がgz圧縮形式で配布されています。
欲しい卓の牌譜のURLをクリックしてDLします。
せっかくなので、今ホット(……?)な技能戦の牌譜を落としてみましょう。
d0279358_074543.png


すると、「sce2013031109.gz」がDLされました。
これを、拡張子gzを解凍できるアーカイバーを使って解凍すると、なんかよくわからないファイルがでてきます。

※ちなみに、ファイル名の最初のアルファベット3文字は卓の種類を表しています。
sca=個室 / scb=段位戦 / scc=段位戦鳳凰卓(牌譜URLあり) / scd=雀荘戦 / sce=技能戦(牌譜URLあり)のようです。
さらに、牌譜URLありのものしかmj.logは取得できないようです。


●手順2:urls.htmlファイルをml.logに変換

このファイルをmj.logにする方法があるようなのですが、私にはちょっとわからなかったので、外部のツールを使わさせていただいてます。
それが、idaten!さんの天鳳の牌譜変換βです。
d0279358_0102588.png



「ファイルを選択」で先ほどの解凍したファイルを指定して、「urls.htmlからmjlogを取得」を押してしばらく(牌譜容量によって数秒~4,5分くらいかかったりと時間差あります)待つと、「tenhou_logs.tar.gz」がDLされます。
これを解凍すると、ml.log形式の牌譜を取得することができます。



●手順3:牌譜ファイルのリネーム→牌譜の書式化

こうして得られた牌譜データを、前回の記事のように書式化して解析することができる――
と思いきや、その際にもうひとつ作業があります。

リネームツールを使って、得られた牌譜ファイル全てのファイル名末尾に「&tw=0」を加えてください。

何故かといいますと、牌譜の書式化の際には牌譜解析スクリプトの起動が必要なため、
「その牌譜のどの席に座っていたか」という情報が必要となるからです。



これで晴れて、DLした牌譜の書式化ができることになります。
これ読んでる方だいたい察したかと思いますが、すんごいめんどくさいです。




ちなみに、オールドアーカイブ(http://f.tenhou.net/sc/raw/list.cgi?old)には、
過去の牌譜のファイル名が全て書いてあります。

list([
{file:'2006/sca20060701.log.gz',size:8480},
{file:'2006/sca20060702.log.gz',size:7596},
{file:'2006/sca20060703.log.gz',size:5517},
{file:'2006/sca20060704.log.gz',size:6272},
………


これのファイル名(file:以後)を参照して、
http://tenhou.net/sc/raw/dat/"ファイル名".log.gz
の形のURLにアクセスすると、DLできます。

http://tenhou.net/sc/raw/dat/2006/sca20060701.log.gz
↑例えば、こんな感じです。

このようにすれば、鳳凰卓黎明期の牌譜から全部ダウンロードできます。
(大量ダウンロード、自動ダウンロードの際には、運営の但し書きをよく読んでご利用ください。)
これも先ほどと同じ方法でmj.logに変換して解析ができます。




かなり荒っぽい解説でしたが、何かの参考になればと思います。
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by tsubame30 | 2013-03-19 00:17 | 麻雀雑談 | Comments(1)
ずっと五~六段エスカレーターしていましたが、
先日ついに念願の七段昇段に成功しました。
d0279358_1185683.png

旧アカウントでの鳳凰チャオから実に1年半ぶりの鳳凰復帰ということで喜びもひとしおです。



ここ最近の、私の麻雀への取り組み方で意識してたことは、
『よくわからないものを考えない』でした。

例えば、こんな局面どうします?
d0279358_1212157.jpg

私は、これ押して一発で8000放銃。これが原因でラスりました。
致命的ですね。天鳳的には。

こういうことが起きると、後で牌譜を見返しながら反省するわけですよ。

つばめA「2着目からラス目のリーチに押すとか病気かよ」
つばめB「でも自分良形だよ? 相手の良形率100じゃないし、相手のリー棒1000点自分の収入に足せるし、めくりあってもよくない?」
つばめA「でも一発巡に2mはどうなのよ? 4mアンパイじゃん。南も使えばオリれるでしょ?」
つばめB「南だって放銃率は持ってるよ? しかも4m抜いた後結局南切るよね? オリても放銃率結構残りそうだし、それなら良形で押した方がよくない?」

そしたらこんな感じで、言い訳を始めるわけですよ。自分が自分に。


でもこれ、押し引きどっちが正着かっていうと難しくないですか?


結局どっちが正しいかっていうのは、
このケースで言えば、生牌オタ風の放銃率だとか、
2フーロ晒してて安牌3枚からオリ切れる確率だとか、
相手の良形率だとか、脇が押し返してくる確率だとか
そういったもろもろの値を考慮して計算してやっとわかるわけですよ。
いや、そこまでやったうえで、「わからない」とか「微差」ってこともありえます。


致命的な放銃でラスったりとかすると、とかく「反省点」を探したくなります。
「あー、この放銃がいかんかったなぁ。こういうときは押さないほうがいいのかぁ」と。
どうしても、『放銃して着順落とした』結果の方に引っ張られて、「反省」してしまう。
でも、それが正しいかっていうとホントのところわからないんですよね。
もしかしたら、押したほうが長期ではいい状況だったかもしれないのです。

この「反省」の一番の問題は、長期で正しい打牌を「改善」してしまうことにあります。
「反省」すればするほどどんどん誤打が増えて成績が悪化していく。
そんな最悪な事態を招く可能性すら秘めています。


もちろん、検討すること自体は大事です。
ただ、検討した結果よくわからないものを、
「こっちが正着だ!」ってあまり決めつけない方がいいのでは、ということです。

特に、「そっちを選んでいればラスにならなかった方」を正着とする上では注意が必要な気がします。

これは一見、向上心の無い自己正当化と紙一重です。
しかし、だからこそ陥りやすい罠であるとも言えると思います。


ある程度打ち方が固まっている人は、自分目線での反省には注意が必要なのではないか、と思います
この結果から何かを学ぶことを諦める、そういう姿勢が却って遠回りを避けることに繋がるのではないかなぁと思ったりするのです。
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by tsubame30 | 2013-03-14 01:17 | 麻雀雑談 | Comments(5)
天鳳の技能戦のルールが公開されました。

・一局清算での収支戦
・親の連荘権利が次の対戦に影響する
・ウマオカなし


この3点が技能戦の大きなルールで、
あとは段位戦右3とほとんど同じようです。(「途中流局なし」「トリロンあり」等くらい)

今回は、この一局清算の技能戦における最適戦術を考えてみようと思います。



まず、ぱっと思いつくことは、「収支戦」でかつ「順位点なし」なので、
基本的に、全て平場判断で押し引きをしていいという点です。

具体的にいえば、門前良形はほぼリーチ正着になりそうです。
打点上昇の手変わりはそこそこ待ってもいいですが、流局収支もすごく大事です。
まあ、改めて書くまでもなく、普段通りということです。


しかし、ここで意識しなければいけないのが「親番」です。
当然ながら、親番の方が子番より局収支が大きくなります。
親の方が収支が悪いという人は相当珍しいと思います。

どのくらい大きくなるか、というのは人によっても違うので難しいのですが、
例えば、ぐっさんは動画内で連荘期待値を1000点としていました。


参考までに天鳳位さまの鳳南のデータを見てみますとこうなります。

ASAPIN  親局収支:532.3、子局収支:229.5
(≧▽≦) 親局収支:495.1、子局収支:174.4
独歩    親局収支:479.6、子局収支:163.0
※敬称略

勿論、順位戦の成績(常に平場で打っていない)なので、この値自体は参考程度ですが、
著しく親の方が収支がいいというのは分かると思います。


つまりは
「連荘できるなら鉄で連予約正着」ということと、
「自分が親権を引く和了は重要」ということです。

親の移動がどのように行われるかは、つのさんブログの文面だけではわからないですが、
仮に、子の和了者が次の親権を獲得するのであれば、
自分(子)の和了期待値に連荘期待の1000点(くらい)を足して押し引きをしていいということになります。

逆に、和了によって親権を獲得できない子番の場合は、
和了率より打点上昇を取りに行く場面がかなり増えると思います。
愚形を良形にしても和了率は倍にはなりませんが、打点は比較的簡単に倍になるので。




結論を言ってしまえば、
「打点もすごく大事だけど、捌きもそこそこ大事」です。

はい、その通りです。ぶっちゃけ普段どおりです。
全て東1だと思って普段通り打つのが一番いいんじゃないかなと思います。



また、収支戦によりGで競うので、収支が少しでもプラスの人は、
試合数をこなせば、理論上どこどこまでも上にいけるはずです。
変に打ち方を変えるより、淡々と打数をこなすのが一番の戦術かもしれません。(ひどいオチだ……)
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by tsubame30 | 2013-03-09 20:00 | 麻雀雑談 | Comments(0)
私自身プログラムも統計学も達者ではないですが、
自分なりに手を動かしている身として提供できることもあるのかなぁ、と思い、
今日は、私がどのように統計をとっているかを書いてみようと思います。

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by tsubame30 | 2013-03-01 00:22 | 麻雀雑談 | Comments(0)
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

解析記事はなかなかどうして時間がかかるので、
たまにこういう雑談記事も挟んでいくスタイルをやったりやらなかったりしようと思います。

今日のネタは、先日行われた天鳳チーム対抗戦の予選についてです。

予選はおなじみ連続5戦の収支で競うルールで行われました。
普段は段位戦という名のラス回避順位戦しか打たず、
しかも、新年はほとんど天鳳を打てず、多少心配ながら予選に臨んだのですが……

d0279358_11563064.png


+9.0、+50.5、+46.9、+47.1、+55.0 = +208.5!!
無限の可能性えええええ!!!!!!


チーム「ぬる特ファイブ」は、無事に予選突破できました!
これからもどうぞ応援してあげてください!




d0279358_11573678.jpg

段位戦しか打たないなりに収支戦にアジャストした打ち方を心がけました。
例えばこんな局面。

普段の段位戦だと、こういうテンパイはほとんど外さないのですが、
「素点は大事だ!」の意識のもと、テンパイ崩してホンイツ移行しました。

特に今回は、巡目も浅く、役役あって比較的容易にミニマム1300からマックス8000の打点上昇が見込めます。
打ってる時は『素点意識』で頭がいっぱいだったのですが、
改めて場面を見ると段位戦でもはずしていいのかなーと思いました。





d0279358_11581838.jpg

すごく悩んだこの局面。
南3局、超微差の2着目。
6400の3s単騎をダマっていたら、トビ寸のラス目(子)からリーチが入った状態。

直れば飛ばしトップ、そうでなかったとしてもアガればかなりトップ当確です。
しかし、4mを押した挙句3s単騎は、リーチが入ってしまった以上心もとなさすぎるというのはあります。
これは段位戦でも収支戦でも判断が微妙なところだと思います。いまだによくわかりません。

ただこの時頭でいっぱいだったのは、
「素点は大事だ!」「ここで8000振ってトップ率減らした挙句スコア-8はみすみす損だ!」
ということでした。
歯を食いしばって東トイツ落としてオリました。
この局は流局に終わりました。

最終的には100点差の2着のままオーラスに突入し、
トップ目が3確手に放銃しタナボタトップとなりました。
±2000点差は大事理論が生きましたね!





実は収支戦は「順位戦より考えることが少なくなる」のではないかなぁと思ってます。
正確には、「セオリーを壊す判断をしなければならないタイミングが少ない」と言うべきでしょうか

順位戦だと、平場でなくなれば通常の押し引き判断を使わない局面が出てきます。
アシスト、差し込み、極端なシボリ、配牌オリ、2シャンテンからのフルゼンツなどなど。
順位のために、点数を獲得する方法論のその一切が崩壊する瞬間があります。

一方収支戦だと、ラス目からでも、少ないなりに素点の維持のためにオーラスベタオリがあり得ます。
オーラス親のダントツトップでも、配牌オリではなくストレートに打点を叩きに行くようになります。
着順の寄与が大きい場面であっても、平場のそれに近い判断をしても大きく間違えないところがあるので、比較的打ってて楽だったりします。


個人的には、着順のために全てがひっくり返るあの瞬間が好きみたいなところがあるので、
順位戦の方が好みではあります。
ただ、今回久しぶりに収支戦を打って思ったのは、ここのところアシスト等に頼りすぎて、
素直な打ち方をないがしろにしすぎてた節があったかもかなぁと。

段位戦であったとしても、
打点上昇のためにテンパイを外したり、
オリれる愚形テンパイからはオリを選んでみたり
素点に素直な打ち方を取り入れてみるのもいいかもしれないなぁ
などと思いました。



続く本戦は1週間後です。
副将で当たるプレイヤーさんは、皆さん揃って安定段7.0を超えており、
サバ読んでも安定段6.0に届かない私は泡を吹いていますが、
ぬる特の無限の可能性魅せていきたいですね。
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by tsubame30 | 2013-01-06 12:09 | 麻雀雑談 | Comments(3)