R1BYが始まっています。
今年も日本酒の日である10月1日を基準に前年度(?)のお酒を振り返って記録に残しておこうと思います。
ランキング形式にしようと思ったのですが、10個に収まる気がしなかったので辞めました。
1.七水 純米直汲み
香川旅行に行ったときの立ち飲み日本酒バーのオープニングの一杯にいただいたもの。
フレッシュ感とわりとガツンとくる甘さが印象深かった。
しかし、香川旅行なのになんで栃木の酒だよ、と自分でツッコんだ記憶があります。
2.羽根屋 純吟生原酒 煌火
これは本当に好きな1本。ガス感と甘さがちょうどいい。余韻短めでついつい注いでしまって気がついたら無くなる。恐ろしい。
ハマっていろいろ夏酒、美山錦といろいろ試したが、この煌火が一番のお気に入りだ。
3.川中島幻舞 特別純米山田錦
某店のクリスマスパーティー(閉店パーティーだったということは後日知った)に参加したところ、有名だがあまりお目にかかれないこいつを頂くことができた。
終始盛り上がっていてメモする間もなかったので、不確かかもしれませんが、
めちゃくちゃな透明感があったような記憶があるような。
4.而今 酒未来無濾過生
而今はあまり合わないのだが、酒未来のやつは旨味のカドが程よくとれていて美味かった。
ただ、美味いということに気付いても、而今の酒未来なんぞそうそう出会えるものでもなさそうだ。
5.久保田 純米大吟醸
非常に申し訳ない言い方になるが、久保田は10年前に通り過ぎた地点というか、とうの昔に卒業してしまったものだと思っていました。
千寿でも万寿でもなく、ただの純米大吟醸の久保田。これが想像の外の美味しさだった。キレイな酒質ながら軽微の飲んだ感があった。
6.一歩己 純米無濾過生原酒
福島の知られざるお酒その1。穏やかさのなかに力強さありの飲み飽きないお酒だった。
名前もかっこいい。
7.高千代 純米大吟醸 無調整生原酒
しっかりとした甘さ! でも口に残らず料理の邪魔をしない。
酒質もキレイで口当たりの丸さがいいですね。安心感と安定感があります。
新潟酒も開拓していきたいなー。
8.十四代 中取り純米吟醸 播州愛山
愛山十四代。ボリュームがありつつもべたつかない甘さ。その広がり方と香りの鼻への抜け方がもう暴力的だ。十四代は暴力。
9.陸奥八仙 新春祝い酒
某居酒屋で元旦を迎えたら、店長が振舞ってくれました。ウレシイ……ウレシイ……。
生酒の陸奥八仙美味かったなぁ。火入れはびみょいと思っていたので新発見だ。
10.まんさくの花 特別純米生原酒
今年になってから気付いたのだが、まんさくは本当にハズレがない。
ひやおろし・夏酒といろいろ飲んだが、一番のお気に入りは春にでてくるこの黄色いラベル。
甘さはほどほどだが、ガス感とじっくりとした旨味の絡みがホントにハマる。
我を忘れて飲んでしまう度はトップクラス。初対戦時は4合瓶を一晩で空けてしまった……。
11.梅錦 特別生酒 竹の第
どこまでも中庸を貫いたら唯一無二になった、というタイプのお酒。
僕クラスの舌では特徴を拾えない。アタックも口当たりも余韻も普通にして美味い。
今年は味わいの強さやド迫力で押してくるお酒より、特徴的なミッドレンジ酒にハマった1年になった感じがする。
12.宮寒梅
宮城のお酒にはどうにも食中酒という名目の軽いだけのお酒が多いという印象が拭えていなかったが、これはガス感と甘さと余韻の流れ方がハマった。
13.鳳凰美田 愛山&雄町
この景色ズルいわー。
愛山生酒ブラフェマジでうめぇ。
以前通販で生詰ブラフェを飲んだが、生詰と生酒は大差だ。
14.豊香 純米生
これは美味い!これも発泡と旨味で攻めるまんさく系だが、旨味と余韻がより短めでさらに軽い印象。これが4合瓶1100円と素晴らしいコスパ。これは今後もお付き合いしていきたい。
15.佐久の花 純吟直汲み スペックd
日常飲みのスペシャリスト。クリアでなめらか。重くないが充実感ある。
長野の酒は単体で完成しつつも料理のことは邪魔しないタイプが多い印象がある。
16.三春 五万石
福島の知られざるお酒その2。バランスがいい。香りは穏やかだがちょっとだけ華がある。
福島は掘っても掘っても知らない美味い酒が出てくるトンデモない土地だ。